2013年12月1日 記
2015年11月13日再構成
「FLAPPY」。
それは、可愛いキャラクターとは裏腹に、やり応えのある本格アクションパズルゲームだった。
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ゲーム紹介動画
目次
1. 240画面もあるアクションパズル
「FLAPPY」は、1985年6月14日に発売されたアクションパズルゲームである。「全240画面(200画面+ボーナスステージ40画面)」というキャッチコピーが、パッケージのみならずロムカセットにまで印刷されていた。240“面”ではなく、240“画面”と称していたのが面白い。「何画面分のデータが入っている」ということがソフトのボリューム感を演出し、いわゆる売り文句となっていた訳だ。こんな所に時代を感じる。
さて、アクションパズルと一口に言っても、そのルールはゲームによって大きく異なる。
「テトリス」(1988年12月22日、BPSよりファミコン版発売)に代表されるような「落ち物パズル」もアクションパズルの一形態であるが、落ちてくるブロックをランダム生成するものが多く、例えば「テトリスの4面」と言われても、いまいちピンと来ない。しかし、「FLAPPY」のような固定面の謎解きパズルゲームでは、「FLAPPYの4面(FLAPPYっぽく言えばSIDE004)」と言えば、「ああ、あの面ね。」となる。なので、今回の紹介動画でも本稿でも、序盤の面での映像や画像しか使用していない。解き方が分かってしまうと、そのゲームの醍醐味のほとんどを消化したことになってしまうからだ。故に、興味のある方は、是非ともご自分の手で全240“画面”を解いて頂きたい。
今回、調べてみて初めて知った事なのだが、「FLAPPY」はシリーズ化されており、1983年のパソコン用ソフトが第一作目だったようだ。さらに現在では、当時開発・販売を手掛けたデービーソフト(dB-SOFT)から、ネットファーム・コミュニケーションズへと権利が移管されている。もちろん、紹介動画と同様に、本稿で取り上げるのはデービーソフトから発売されたファミコン版の話である。
次章では、「FLAPPY」のゲームシステムをご紹介しよう。
広告欄
ファミコン版「FLAPPY」は、Wiiのバーチャルコンソールで配信販売されています(税込514円)。以下に、関連商品の広告を表示します。ご興味のある方は、是非お買い求め下さい。
【ニンテンドープリペイド番号】
※Wii版のVCをダウンロード購入する際に必要な「Wiiポイント」として、Wiiショッピングチャンネルにて登録可能です。
但し、一度登録した「Wiiポイント」は、「ニンテンドーeショップ」の残高とは合算出来なくなるので、ご注意下さい。
【Wii U 本体&周辺機器】
【Wii 周辺機器】
その他
文中登場したファミコン用ソフトのバーチャルコンソール(VC)対応表(文中登場順、2015年11月13日現在)です。
タイトル | Wii版VC | Wii U版VC | 3DS版VC | 備考 |
---|---|---|---|---|
「FLAPPY」 | ○ | × | × | 514円(税込) |
「テトリス」 | × | × | × | 現在は、Wii Uと3DSで「ぷよぷよテトリス」がセガゲームスより販売・配信されている。 |