2013年6月7日 記
2015年9月19日再構成
2016年4月30日追記(→4.)
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目次
1. 当サイトの趣旨
当サイト開設の経緯
今から二年前の2013年は、ファミリーコンピュータ(以下ファミコン)の発売から30周年というメモリアルイヤーだった。その記念の年に、近年ますます盛況を見せる動画投稿サイトにて、私が個人的に大好きだったレトロゲームを、プレイ動画を踏まえつつ動画とWebサイトで紹介してみようと思い立ち、Webサイト版として開設したのが当サイト「我が懐かしきレトロゲーム」である。
まとめると、以下のようになる。
- 動画版「我が懐かしきレトロゲーム」
→You Tubeのこちらのチャンネルに投稿。 - Webサイト版「我が懐かしきレトロゲーム」
→今ご覧いただいているこのサイト。
・・・あれから二年
こうしてファミコンの発売日にちなんで2013年7月15日に当サイトを始めた。結局、合計8本のレトロゲームを取り上げたものの、最後のWebサイト版を公開し終えた時には2014年4月になっていた。
そして2015年、今年は「スーパーマリオブラザーズ」の30周年である。
Webサイト版「我が懐かしきレトロゲーム」上では、文字と画像により作成した動画を補完しつつ、レトロゲームを語り尽くそうと思う。
2. 再現性を重視
折角TVゲームを紹介するのだから、もちろん、プレイ可能であること、即ち、紹介内容の再現性が重要である。
確かに、もっとも確実な方法として、中古市場で現物を購入するということは可能であろう。しかし、中古屋でレトロなハードを調達して液晶TV等に接続するというのは、ライトユーザーには少々ハードルが高い気もする。
例えば、赤白カラーの初代ファミコン(HVC-001)は、RF出力しかできない。しかし、デジタル化の進んだ現在、RF接続のできるTV自体がレトロ化している。今となっては、レトロゲームをする為には、レトロなハードやソフトのみならず、レトロなモニタまでも調達する必要があるのだ。
3. 手軽なバーチャルコンソール版
そこで、最新の任天堂ハードであるWii Uでも遊べる、Wiiのバーチャルコンソール版(以下VC版)を元に、動画や記事を構成することにした。WiiのVC版をWii Uで購入するのは少々面倒ではある(参照:Wii U公式サイト>本体>Wiiのソフトで遊ぶ。)ものの、その再現性はかなり高いと感じている。また、ファミコンとスーパーファミコンのソフトの一部はWii UのVC版として随時配信される予定となっており(参照:Wii U公式サイト>ソフトウェア>バーチャルコンソール)、もし紹介したゲームがWii UのVC版として配信されれば、Wii U GamePadだけでも遊べるようになるはずだ。但、Wii UのVC版はWiiのVC版をそのまま移植するのでは無く、1から作り直すと発表されているので、両者は必ずしも同じものとは限らないのでご注意頂きたい。なお、同じ任天堂の携帯型ハードニンテンドー3DSのVC版として配信されるものもある。
動画作成にあたり、WiiのVC版を選択した理由をまとめると、
- TV接続が容易。
- 種類が豊富。
- なかなか再現性が高い。
- ファミコンと同じ任天堂のハード。
- 最新ハードWii Uでも遊べる。
- (撮影が簡単。)
となる。ちなみに、他のハード(プレステ系、Xbox系)や携帯・スマホへ移植された作品も存在するが、それらの中にはファミコンの元となったアーケード版を移植したものだったり、ファミコン版のリメイク作だったりするものもある。当サイトはファミコン30周年を記念して作成しているので、基本的には懐かしいファミコンのソフトを(その再現の容易さを考慮してWiiのVC版で)紹介したいと考えている。
4. 紹介記事の構成
2013年に懐かしのゲームソフト紹介を始めた頃、紹介記事は1ページに詰め込んでいた。そこで、2年後の2015年に、改めて紹介記事のページ構成を見直した。その結果、画面の小さなスマホでの閲覧も考慮して、個別の紹介記事を下記のような4ページ構成になった。
※画像は、紹介記事の例として「ファイナルファンタジーII」の記事である。
1ページ目=概要や時代背景
最初のページは、これから取り上げるレトロゲームの概要である。
まずは紹介動画から始まり、目次が続く。そしてそのレトロゲームの取り巻く環境や当時の状況などを解説した。
「ファイナルファンタジーII」では、ファミコンとコンピュータRPGの話から始めている。
取り上げたレトロゲームが世に出た“その時”を感じて頂ければ幸いである。
2ページ目=ゲームシステム
2ページ目では、いよいよ、そのレトロゲーム自身にスポットを当てる。
左の「ファイナルファンタジーII」の画像のように、通常、ここで紹介するのはゲームシステムだったり、ゲームのストーリーだったりするのだが、超有名ソフトの「スーパーマリオブラザーズ」の記事では、趣向を変えて、長きに渡って世界で最も売れたゲームソフトとなった要因に迫っている。
3ページ目=裏技などのテクニック
3ページ目は、そのレトロゲームに関する様々なテクニックを取り上げる。
ファミコン時代のゲームを語る上で欠かせないキーワードの一つに“裏技”というものがあった。ゲームを進める上での基本技っぽいものまで“裏”技と呼ばれていたりしたので、単なる話題作りだったのかもしれない。結局のところ、何をもって裏とするのかは定かではないので、ここでは、より広義で捉えて“テクニック”とした。なお、特筆すべきテクニックらしきものが思い出せなかったゲームでは、このページを省略して全3ページ構成となっている。
4ページ目=思い出話
最後は、そのレトロゲームに関する私の個人的な思い出話である。
再構成に当たり、随所にエピソードを追加したり、エピソードの順番を入れ替えたりした。その結果、左の画像の「ファイナルファンタジーII」では、5本のエピソードとなった。
その他にも、正月に家族で「危険な二人」に挑んだ話は、テレビが一家に一台だった時代を彷彿とさせるし、二人同時プレイが可能だったことで「ツインビー」を購入した話は、オンラインゲームが未登場だった当時の世相を反映している。とまあ、何だろう。ただのノスタルジーである。