アルカディアサーガとは

更新内容
2011年7月29日（金）
　「最後に」に、2011年7月27日（水）のアップデート以後のイベントスケジュールを記載。

主な特徴

「アルカディアサーガ」とは、アカウント無料の国産オンラインRPGです。その主な特徴は
　1)クラス - レベル - 熟練度制
　2)どこでもPK
　3)家の保有が可能
　4)豊富な生産要素
　5)ヒーラー不在（※サポート職自体はあります）
です。

クラス - レベル - 熟練度制

現在の選択可能種族は、ヒューマン（人間）のみ（※性別はある）ですが、キャラクター作成時にまずクラス（職業）を選択します。キャラクターの成長は、経験値を得ることによるレベル制を主とし、レベルが上がると得られるポイントを消費してスキルを覚え、覚えたスキルを繰り返し使うことでキャラクターを強化する熟練度制が組み合わせられています。これにより、同じクラス同じレベルでも多種多様なキャラクターへと成長します。
なお、選択可能なクラスは、自らの能力を高めつつ武器による攻撃を主体とするウォーリア、魔法を駆使して特に対多数の戦闘に強く、様々な追加効果を与えられるウィザード、全クラス唯一ペットの捕獲が可能で、唯一ペットを二体同時に使役できるテイマー、歌によるバフ（良効果の支援）やデバフ（悪効果を与える）による間接支援が充実しているバードの四種類です。最初に選択したクラスを途中で変更することはできません。

どこでもPK

最近のオンラインゲームには珍しく、どこでも殺人者（犯罪者）プレイが可能なのが「アルカディアサーガ」の大きな特徴です。確かに街中には警備兵が巡回し、見つかってしまうと瞬殺されてしまう危険もありますが、例えそんな街中でも、警備兵の目を盗んでの殺人プレイが可能です。プレイヤーに恐れられるPKになるもよし、PKから一般プレイヤーを守るPKKをするもよし。また、どちらも行わない開拓者（＝一般人）であり続けることも可能なので、そのあたりのロールプレイは比較的自由度が高いです。
もちろん、初心者保護機能もあり、Lv29以下のプレイヤーはPKされる心配はありません。もっとも、PKすることもできませんが・・・。
また、PKにならずに対人戦闘が可能な「演習エリア」も存在します。

家の保有

―自分の家を建てる―これを目標の一つとするオンラインゲームは多いです。「アルカディアサーガ」でもフィールドに空いた土地と家キット（一番小さいものでNPCが150kで販売）さえあれば、ものの数時間で家が建ちます。フィールドは広大で空き地はいくらでもあり、ある程度レベルが上がれば一度で45K得られるクエストもあるので、比較的簡単に家は建てられるでしょう。建てた家は同一アカウント内で共通で利用できます。建てて終わり？いやいや。「アルカディアサーガ」はここからです。この物語（サーガ）ではヒューマンは新参者です。そして新参者を嫌う亜人が定期的に家を潰しに侵攻して来ます。亜人の侵攻から家を守ることが建築後には重要になります。亜人の侵攻に耐えながら、内装や外装に凝るもよし、お店を開くもよし、家をどう使うかによりゲームの幅は広がるでしょう。なお、各キャラクターは自分の家とは別に他のプレイヤーの家を10軒まで登録でき、登録した家までは行政区のポータルを使って瞬間移動が可能です。これは広大なマップを行き来する便利な移動手段として広く利用されていますが、もし多くのプレイヤーが利用する場所に家を建てれば、他のプレイヤーがあなたの家を守ってくれるかもしれません。ちなみに、ちょっとネタバレ気味になりますが、万が一、亜人に家を潰されてしまっても、ご安心ください。再度NPCより家キットを購入して建て直せば、内装や収納品などは、壊される前のまま復活します。如何にもゲームっぽいですが、便利でしょ？

豊富な生産要素

クラス- レベル - 熟練度制の項目で、「アルカディアサーガ」ではレベルが上がると得られるポイントを消費してスキルを覚えるとお話ししました。実はこのポイントには二種類あります。戦闘関連のスキルを覚えるBSPと、生産関連のスキルを覚えるCSPの二種類です。このCSPを消費して覚えられる生産系スキルは大きく三段階に分類できます。まず、原料を採取する採取系のスキル。果物採取や鉱石採取など全五種類の採取系スキルがあります。次に、得られた原料を生産の材料に加工する精製系のスキル。こちらは食品精製や薬剤精製など全部で七種類になります。最後は、集めた材料から最終的な生産品を生み出す作成系スキルです。この最終段階は調理や革製品作成など全部で九種類です。きっと全てを完全に一人でこなすのは大変でしょう。人気の中間素材で止めて露店や家で販売するのもよし、中間素材を買い集めて最終生産品を販売するもよし、生産の好きな仲間を募ってギルドを作りギルド内で融通しながら極めるのもよし。なかなかに「アルカディアサーガ」の生産は奥が深いです。

ヒーラー不在

公式サイトにこう書かれています。
「ポーション連打、ヒーラーの居るパーティーの絶対的有利
　（中略）
　上記のキーワードにうんざりしているあなたは、『アルカディアサーガ』で新しい体験ができます。」
と（公式サイト／はじめての方へ／アルカディアサーガとは？／アルカディアサーガの特徴より）。
これはどういうことなのか。
まずHPを回復するポーション。これはゲーム内にも存在し、誰もがお世話になるであろう消費アイテムに変わりありません。しかし、一度使ってから再度使用可能になるまでのいわゆる遅延時間が長く、連打はできません。戦闘中のここぞという時に一度だけ使用できる特殊アイテムだと思って下さい。何度もポーションを飲み直さなければいけない敵というのは、多分あなたにとって相手にするにはまだ早い、レベル不相応な相手なのでしょう。通常、一度の戦闘時間はかなり短く、スピーディです。
次にヒーラー。「アルカディアサーガ」にこのクラスは存在しません。プレイヤーのHPを回復するスキルも無いのです。じゃあ、戦闘で傷ついた体はどうやって癒すのか？それは簡単です。戦闘状態ではないHPの自然回復力が他のゲームになく、とても速いのです。例えHPが1まで減ったとしても、武器を納めてじっとしているだけ（※歩いたり走ったりしていても構いません）で、直ぐにHPは満タンまで回復するでしょう。「アルカディアサーガ」では、HPを回復させながら戦闘をするのではなく、スピーディに戦闘を終わらせて、素早くHPを回復させるのです。
それじゃあ、私の大好きなヒーラープレイができないじゃん！・・・ちょっと待った！支援職と言う意味では存在します。ウィザードならば「ボディキュア」で死亡から復帰直後の衰弱状態や毒状態などの状態異常を解除することが可能ですし、現状他職にはない範囲内にいる味方の移動速度を上げる「ライトウィンド」なども有用です。バードならばその歌の力で味方の攻撃力や防御力、回避力などを大きく底上げすることができます。このように、パーティ内で他のプレイヤーをサポートする手段は幾つも用意されています。

最後に

以上で「アルカディアサーガ」の主な特徴の説明は終わりますが、「アルカディアサーガ」の特徴はこれで全てではありません。騎乗可能な馬の存在、武器や防具を鍛錬し様々なアイテムを付与することで能力を強化できる鍛錬・付与システム、経験値稼ぎにおけるパーティの有用性と簡単にパーティを組む相手を見つけられるコメントボード、能動的に盾まで動かせるアクション性、正式サービス開始時より毎日何かしら行われているGMイベントなどなど、様々なやり込み要素が満載なのです。

「アルカディアサーガ」の正式サービスは2009年12月1日に始まりました。まだまだ新しいオンラインゲームです。レベルキャップの開放とそれに伴うバランス調正などは、これからも続くでしょう。新マップの追加もあるでしょうし、生産系スキルにも未実装部分があります。このように、「アルカディアサーガ」は完成されたゲームではありません。理想郷（アルカディア）を求めて冒険譚（サーガ）を紡いでいる途中の、まだまだ発展途上中のオンラインゲームなのです。
アカウントの作成と維持は無料です。あなたも、この大きな可能性を秘めたオンラインゲームを覗いてみませんか？