2017年7月17日 記
2017年7月27日更新
「スタートテクニック」加筆修正、画像追加
3. 攻略に役立つテクニック
全LEAGUE制覇の為に役立つテクニックをご紹介しよう。
スタートテクニック
スムーズなスタート
スタート時のカウントダウンの間にアクセル(Bボタン)を押しっぱなしにすると、スタートと共に急発進できるものの直ぐに失速してライバルカーに追い付かれてしまう。そこで、スタート直前のほんの少し前からアクセルを押すとスムーズに加速する。
この絶妙なタイミングでのスタートは、加速性能が最も高いGOLDEN FOXで行うスタート方法だ。アクセル(Bボタン)を押すタイミングは、「READY.」が「GO!!」に変わる直前だ。早過ぎると失速し、遅過ぎると出遅れる。
ロケットスタート
他のマシンの場合は、絶妙にスタートしてもいずれ追い付かれる。そこで、アクセル押しっぱなしからの急発進で、他のライバルカーに先行し、横にずれることで、他のマシンが追い付いて来るところをブロックする。そうすると、他のマシンに押し上げてもらって一気に速度を上げられる上に、他のライバルを蹴落とす事が出来る。耐久力の高いWILD GOOSEでも有効だが、加速性能の劣るFIRE STINGRAYでは必須とも言うべきスタート方法だ。
一番左からスタートするFIRE STINGRAYで言えば、すぐ隣のBLUE FALCONに続けてWILD GOOSEにも押してもらえれば、かなり速度を引き上げられるうえに、先行するのは最高速度の低く、接触に弱いGOLDEN FOXだけになるので、後の展開も楽になる。世に言う“二段ロケット”(※1)である。難しいCLASSのGRAND PRIXモードをクリアする為には是非とも成功させたい基本技である(※2)。
(※1)正式名称では無いので、攻略雑誌により呼び名が違ったように記憶しているのだが、今はこの呼び名しか思い出せない。
(※2)飽くまでGRAND PRIXモードをクリアする為の技で、必ずしもタイムアタック時の最適解では無かったと思う。なお、今回の動画では一段ロケットすら失敗しているが、相当腕が落ちたようだ。さもすれば、スーファミとWiiVCでの操作感覚のずれかもしれないが、ただの言い訳でしかない。動画中でもコメントしていたが、一応、当時は全LEAGUE「MASTER」制覇したのだが・・・。
ショートカット
平面的なコースの「F-ZERO」の世界で、唯一三次元的な動きが出来るのがジャンププレートである。このジャンププレートを使うと、コースをショートカット出来る場所が幾つか存在する。例えば、WHITE LAND Iの連続ジャンプポイントでは、マグネット地帯にある最後のジャンプで左前方に大きく飛び出せば、走行距離を縮められる(写真)。
もっとも、FIRE STINGRAYの場合、最高速度で走行中にジャンプしても、あまり旨みが無い。と言うのも、ジャンプ時の加速がFIRE STINGRAYの最高時速近辺止まりであり、弧を描いて着地する分、走行距離が伸びてしまうからだ。
さらに、あまりに長距離をショートカットしようとすると、着地の瞬間に赤色ビームで捉えられ、ペナルティとして後ろへ引き戻されてしまう(写真)。しかし、ジャンプした地点まで引き戻されるのでは無く、着地地点より少し後ろに戻されるだけだ。よって、赤色ビームで引っ張られる時間を考慮しても、タイム短縮や順位アップにつながる場合がある。
例えば、スタート直後にジャンププレートがあるPORT TOWN(IでもIIでも良い)の場合、ダート地帯手前にある一つ目のジャンププレートから大きく右にジャンプして、最も近くの対岸にあるカーブの出っ張り部分に着地すると、ペナルティで戻されても、結果としてかなりの距離が稼げる(写真)。赤色ビームが無くなった直後のマシンの挙動には注意が必要だが、スーパージェットが複数残っていて、順位が危ない時などには、トライしてみる価値はある。
しかし、ダート地帯を抜けた先にある途切れた道路手前のジャンププレートから右にジャンプして、ちょうど先ほどの成功例で戻された地点に着地してしまうと、そこからさらにペナルティで戻されている間に、タイムを大きくロスしてしまう(写真)。同じペナルティを受けるにしても、どうせなら損にならないようにジャンプしたいところだ。
その他、途切れた道路の着地点側にあるジャンププレートを使って、ショートカットを行う猛者も居るそうだが、安定してそれが出来るなら怖いものは無いだろう。こちらは、PORT TOWNよりもWHITE LAND IIでより有効なようである。
最後に、次章にて「F-ZERO」の思い出話を綴ろうと思う。もうしばらくお付き合い願いたい。