2013年9月4日 記
2015年10月4日再構成
3. モード紹介
では、「スターラスター」のゲームシステムを簡単にご紹介する。
平たく言うと、「スターラスター」とは、宇宙空間にポツンと取り残されたかのようにスタートする一人ぼっちの主人公が、自機を操り宇宙の平和を取り戻すべく敵編隊を殲滅する物語である。モードは三種類用意されている。TRAININGで操作方法とゲームの目的を確認し、COMMANDでは補給基地の利用、ADVENTUREでは惑星の役割と、次第にやる事が増えると共に難易度が増す。リアルタイムで刻一刻と戦況が変わるのも大きな特徴だ。たった一つの選択ミスが、後々効いてくる事もある。
より具体的に、各モードを説明する。
TRAINING(初級) | |
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補給基地:2、敵編隊:4 操作方法を確認する為の様なモード。補給基地に寄らなくてもステージクリアは可能。敵機の色に二種類あるが、どうやら強さは変わらないようだ。スタート時のレーダー画面が少しさびしい。 所要時間:約6分 | |
COMMAND(中級) | |
補給基地:4、敵編隊:8、惑星:6、アステロイド帯:2 基地数と敵編隊数が二倍になり、惑星とアステロイド帯が追加される。このモードから、フォトントーピドー(光子魚雷)が撃てるようになり、各基地では補給と同時にパワーアップなどが可能になる。具体的には、まず三か所の基地では初回補給時に限り、それぞれBEAM、SHIELD、REACTORのパワーアップが受けられる。そして最後の一か所では条件付きで光子魚雷8発の補充が最大2回まで受けられる。もし初めて訪れた基地での補給時に「SUPPLY COMPLETE」のメッセージが出れば、そこは光子魚雷補充基地であることが分かる。惑星は全て水色惑星であり、ドッキングしても「HELLO」と挨拶が返ってくるだけだ。 所要時間:約12分 | |
ADVENTURE(上級) | |
補給基地:4、敵編隊:10、惑星:8、アステロイド帯:4、??:1 このモードのみ、惑星が虹の七色+水色の8種類になり、直接ワープして敵1編隊を殲滅する毎に、各惑星固有のキーが1つ貰えるようになる。全7種類のキーを全て集めて水色惑星に向かうと、真のエンディングへの道が開く。最終目的地の敵は強力なので、BEAM、SHIELD、REACTOR、全てを強化してから臨みたい。 所要時間:約30分 |
4. 敵キャラ紹介
かるく敵キャラ紹介もしておこう。
各敵編隊は同じ色の敵機で構成されており、色により強さが分類できる。しかし、レーダー画面上の「E」マークではその編隊の強さまでは分からない。
弱=青<灰<紫<黒=強
TRAININGには青と灰しか出てこない。灰色のアレフも一撃で倒せることから、TRAINING中は色による強さの差はないようだ。また、黒はADVENTUREで出現する最終目的地でのみ出現する。
ラグラ(写真は青) | |
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X型の戦闘機。 最弱。特に青のラグラは命中精度も低く、攻撃力も低い。弾を避ける練習相手になる。 | |
アレフ(写真は青) | |
敵方の主力機。 灰以上の編隊では耐久力を持つ。故に一撃で仕留めるにはBEAMのパワーアップが必要。 | |
レイト(写真は灰) | |
高速移動する薄型戦闘機。 写真のような縦向きが最も速く、横向きはそれほどでもない。横の間に仕留め損ねると、結構手こずってしまう。 | |
ディスラプター(写真は紫) | |
敵編隊のボス。 攻撃力、耐久力共に高い。まさに『スターウォーズ』シリーズの「デス・スター」。攻撃の命中精度も高いので、距離を取って戦った方が良い。もし接近し過ぎた場合は、ダメージを受ける前にAボタンで加速して離れよう。 |
COMMANDモードとADVENTUREモードでは、ゲーム開始時点からフォトントーピドー(光子魚雷)を8発装備している。この魚雷は強力で、どんなに遠距離にあっても、少なくとも敵1編隊は殲滅出来る能力がある。そして、光子魚雷4発で倒せれば青、8発かかると紫だったと、事後的に倒した編隊の色を知ることができる。出来れば紫色の編隊を叩きたいが、光子魚雷で1編隊を殲滅してもADVENTUREモードでのキー獲得条件を満たしたことにはならないので、使いどころは難しいかもしれない。
一見単純そうに見えるが、こう見えて「スターラスター」はそれほど易しいゲームではない。そこで次章では、「スターラスター」攻略の為の基本テクニックをご紹介しよう。